キーボードとマウスにこだわらない人が最低限こだわること

id:mamorukさんが、「キーボードとマウスへのこだわり」ということで記事を書かれたので、自分も、書いてみることにしました。実は、自分は、長年パソコンを使っているにしては、「キーボードとマウスにこだわらない人」だと思います。こだわらない理由は、id:mamorukさんが代弁してくださっています:

弘法筆を選ばずという格言もあるように、誰かの席に行ってキーボード叩くこともあるだろうし、急に職場が変わってキーボード・マウス選べなくなったり(もしくはインターンシップで行った先が Microsoft/Apple とかで OS の選択の余地がなかったり)、どんな環境でもそこそこ使えるように柔軟性を持っておくことは必要だと思う。

まさしくこれです。家で複数台ノートPCを使っていて、あるPCから別のPCに移ったときに、操作が違うと面倒くさいですしミスの元になります。そこで、どのマシンを使ったときにも同様の使い勝手を望んだ結果、「特にこだわらない」ということになりました。ただ、そういう自分でも、最低限こだわっているところはあります:

  1. フルサイズキーボードのキーピッチ(19mm)より数mm小さめのキーピッチ@キーボード
  2. コードが巻けるかどうか(レシーバーが極小かどうか)@マウス

キーボードに関しては、フルサイズキーボード(いわゆるデスクトップについてくるキーボード)のキーピッチ19mmは、少し大きいな、と感じます。今使っているEeePC S101のキーピッチは17.5mmらしいのですが、これがかなりしっくり来ています。ずっとB5サイズのノートPCを使っていたためかもしれません。キーピッチは手のサイズにもよると思いますが、自分の手のサイズは、割と大きいほうです。今、右手の親指から小指の幅を思いっきり広げてみたら、A4の長い方の辺に1cm届かないぐらいだったので、297mm-10mm=287mmぐらいありました。

慣れの問題かもしれませんが、「キーピッチが広くなると、移動距離が長くなる分、キーとキーの間を指が移動するのに時間がかかって打つのが遅くなるのでは」とも考えています。ノートPCのキーボードの方がキーピッチ的にしっくりくる(ようになってしまった?)ので、基本、高いキーボードは買いません。あ、もちろん、フルサイズのキーボードが使えないわけではないのでご安心を。

マウスに関しては、実は、最近までタッチパッドでマウスすら使っていませんでした。ただ、タッチパッドだとホイールのようにスクロールするのが難しいので、数ヶ月前に、ためしに小型マウスを買ってみたら、手放せなくなりました。で、そのときに気をつけたのは、「コードが巻けるかどうか」です。「ワイヤレスマウスにしろよ」と思われるかもしれませんが、「レシーバをUSBにつけたりはずしたりすることを考えると、マウスの上にレシーバも探さないといけなくなって面倒だ」という理由で、コードつきを使っています。ただ、コードをそのままにしておくと、カバンの中に入れたときに絡まるので、巻き取り式かどうかが重要なポイントでした。後、ノートPCと一緒に持ち歩くことを考えるとカバンの中に入れて膨らまないぐらいのサイズであるものを選びました。

ただ、今考えてみると、極小サイズのレシーバをつけっぱなしにしておくなら、ワイヤレスの方がよかったかもしれません。というより、その方がいいですね。