T2 Meeting

NL研終了後に、T2 Meetingという東大と東工大合同の研究会が同じ会場で別に開かれました。今回が第2回目で,第一回目は,mamorukさんが[id:mamoruk:20090212]に詳細を書いてくださっています.

うちのMくんの発表。簡単に補足しておくと、サポートベクターマシン入門の4章に汎化理論についての解説があり、それを彼と2人で読みました。この章は、件の本の中では、一番、読むのが大変な章だと思います。彼は、これに加えて、汎化性能の観点から導き出された最適化問題とその解法の文献を読み、しっかりした発表を行ってくれました。

サポートベクターマシン入門

サポートベクターマシン入門

次に、東工大のIさんの発表。シード語を与えられた上で、語をpos/negに分類するタスクを、語をノードと見たグラフを作り、ノード間にエッジを張るかどうかを判定する整数計画問題(ILP)に落として解く、という話でした。ノード間(単語間)の類似度は、共起ベクトルのコサイン類似度を使用しているらしいのですが、普通に特徴ベクトルを作ってクラスタリングするのと、どのように違うのかが気になりました。